哲学の解説サイト「Philosophy Guides」が面白い
面白いサイトがあったのでご紹介。
みなさん「哲学」という言葉を聞くと、どんな事を考えますか?
多くの人は、まず「難しい」「意味が分からない」ということを、イメージすると思います。
哲学はたしかに、難解で、分かりにくいですが、それは分かりやすく解説してくれるものがないからそう思ってしまう、という事も大きな理由の一つだと思います。哲学の教科書とか読むだけで疲れますよね。。(笑)
そこで紹介したいのが、この「Philosophy Guides」です。このサイトは哲学者の考えを、分かりやすく丁寧に解説してくれています。
http://www.philosophyguides.org/
ルソーの「社会契約論」
ロックの「市民政府論」
モンテスキュー「法の精神」
ホッブズ「リヴァイアサン」
などなど、中学校の頃「社会科」の授業でやった、名前だけ聞いた事があるような著書や哲学者がどんなことを言っているのかが分かります。
政治学や経済学などの学問に通じる概念を提唱したものも多く載っているので、興味がある方は是非のぞいてみて下さい。
このサイトを特におススメしたいのが、大学で政治学や哲学を学んでいる人です。
硬い文章で分かりにくい本を読むより、学問をはじめる入り口としては、よっぽど分かりやすくて為になりますよ。
僕も大学の政治思想の授業はこのサイトのおかげで乗り切る事が出来ました。
PCだけでなく、スマホでもめちゃくちゃ見やすいですね。
このサイトの作者の方は、こんな事をつぶやいています。
哲学というと何か訳の分からないことを難しく言っているだけ(中身は大したことない)と思う方もいるかもしれません。でもプラトンやニーチェ、ヘーゲルといった本流の哲学者たちは、私たちの生(実存)と社会の両方に対して、なるほど確かにと思わせるような原理を示してくれています。
— Suguru Hirahara (@phguides) 2014, 1月 22
僕の場合は政治哲学でしたが、たしかに哲学をしっかり勉強してみると、社会の根本的な原理をしるした非常に重要な概念である事がわかります。
現代の社会を深く理解したいのであれば、思想の部分から理解しなければいけないと感じました。
このサイトの作成者の方は、プログラミングも出来るようで、このサイト自体も自前で作っているようです。URL短縮サービスなども作っているそう。
専門分野 + プログラミング が出来ると、いろいろ面白い事が出来て良いですよね。
おすすめのサイトです!是非!