30日間SNSをやめて感じた3つの事
皆さんは一日どのくらいSNSを見ていますか?
友達とのメッセージ、近況報告、暇つぶし、情報収集。
使い方は人それぞれだと思いますが、もはや生活に欠かせないものになっている人も多いかと思います。
僕もそうでした。友達とのコメントのやりとりや、イイネのつけ合い、SNS上で何かイベントの企画を告知したりと、、
僕にとってSNSなしの生活はもう考えられませんでした。
SNSから離れられない生活
アプリをスマホに入れて、手持ち無沙汰になったらすぐにFacebookをチェックする。PCを開いて何か作業をしていても、ふとした瞬間にtwitterをのぞく。
一日にSNSを見る時間はおそらく2,3時間じゃ済まないと思います。毎日毎日、来る日も来る日も友達のした事や日常などの(正直どうでも良いような)情報をフォローしていて、膨大な情報が頭に入ってくる。
起きてすぐの、まだ布団の中でだらだらしている時間、学校やバイト先に行くまでの移動時間、寝る前、友達と過ごしていても会話をしながらSNSをみる。考えてみれば、文字通り一日中、SNSを見ていました。
僕は完全にSNS中毒でした。
ソーシャルデトックスをやってみる
そんなこんなで、毎日SNS漬けの毎日だった訳ですが、
ある日、こんな言葉を聞きました。
それは、「ソーシャルデトックス」
これはいわゆる「ソーシャル疲れ」している人が、普段の生活でソーシャルメディアをあまり利用しないようにするなど、一旦離れてみるということらしいです。
ネット上のメッセージやコメントのつけ合いなんかも、コミュニケーションの一つなので、それに疲れてしまう。。という人は多いそうです。
思えば、僕もソーシャル疲れしていたんだと思います。
友達の投稿に頻繁にイイネをつけたり、つぶやきをフォローしたり、1400人ものフォローのつぶやきをチェックしたり、、
ソーシャル疲れというのは、コミュニケーションをとることなので、いったんネット上のコミュニケーションを減らし、ストレスを軽減する事が解決法の一つだそうです。
思い立ったが吉日、ソーシャルデトックス、やってみました。
でも、やると決めただけでは人間弱い者で、きっとふとした瞬間にみてしまいます。やるからには、環境を変えないと行けないと思い、僕は一番見ていた、Facebook、twitter, Pathの僕の中での3大SNS(というかこれしか見ていない)のアプリをスマホから削除しました。
それに、自分のPCのブックマークから、Facebook、twitterを削除。
twitterはDMが来たらメールが届くように設定し、
Facebookはメッセージ用のアプリは消さず、PCでメッセージを使えるように、Macのメッセージアプリを利用。
(※メッセージアプリの使い方は以下の記事を参考
http://goryugo.com/20121018/facebook_from_imessage/
)
こうして僕のソーシャルデトックスが始まった訳です。
ソーシャルデトックスをしてみて感じた3つのこと
本当に興味のあることにだけ目が向くようになった
SNSを常に開いていると、いらない情報がどんどんはいってくる。。そんな生活を止めて最初の3日間は、習慣的に手持ち無沙汰になると携帯を取り出していました。でもなにも見ず、無駄にGmailなんかチェックしてポケットにしまう。別に何ともないんだけど、なんか気になる。。
でも、こんな感じで、SNSが気になったのは本当に最初の1週間くらいで、それ以降は別にそわそわしないし、スマホを見る時間が明らかに減りました。
いままでは何かある度に、tweetしようとか思ったし、facebookチェックしていたけど、(むしろtweetや投稿をしたいがために何か現実世界でアクションをする)ソーシャルデトックスをやった今では、それがなくなって、SNSが気にならなくなりました。
今思うと、なぜそんなに気になっていたのか疑問なくらいです。別に大して興味のないことでも、常にそこにあるとなんだか見たいと思わされているような、見ないと損なようなそんな気持ちに成っていました。本当に興味のある情報を得る手段は沢山あるし、twitterやFacebookに依存する必要はない。
情報がありすぎて、あまり好きでないものにも反応していました。興味はないんだけど、なんとなくそこにあるから見る。
それもある意味ではよい事なのかもしれませんが、いまは本当に興味のある事にだけ目がいくようになったと思います。
単純に時間が出来た
本当に四六時中SNSを見ていたので、やめてみていかに自分がネット上のコミュニケーションに時間を割いていたかがわかりました。
気づくとあっという間に時間が経っているテレビと同じように、僕にとってSNSはテレビのように、気づいたらたくさんの時間を割いてしまっているものでした。
当たり前なんですが、情報を入手するなら、ちゃんと精査すべきで、質は重視しないといけないですよね。
テレビは、一方的だけれど、SNSは自分で取捨選択する事が出来るので、無意識に必要ない情報がどんどんと入ってきていたことに気づきました。
自分で選べるものなので、手に入れたい情報を自分で選別することの大切さに気づきました。
他人のする事が気にならなくなった
今回SNSをしばらく止めてみて、思ったのは僕たちはここまで、常に他人に影響を受けるべきではないんじゃないのかということ。SNSを絶ってからしばらくの間は、たしかにそわそわしました。でも、少し時間が経てば別に気にならなくなるし、頭の中に不必要な情報が入ってくる事もない。いまでは一度SNSを絶ってみて本当に良かったと思っています。
仲のいい友人の活躍も、気になる女の子の投稿も、芸能人の日常も、気にする必要は無い、他人を気にする必要は無い。
ただ無駄にネット上の情報に心を左右されたり、頭がいっぱいになってる。そんな常に情報を入れる必要はないんじゃないか。むしろ常に情報があるから、無意識に僕らが自然に無駄に大量の情報を求めるようになってしまっているんではないのか。
ソーシャルデトックスを始めて約1ヶ月後、twitterもFacebookもいっさい見なかった生活を終えて思うのは、頭の中がクリアになったということ。他人や人のつぶやき等よけいに気にする事はなくなったし、現実世界でのコミュニケーションストレスが減った(気がします)。
無駄にコミュニケーションをとる必要はないし、常にtwitterをチェックするって、大勢の人と同時に大量にメールをやり取りしているようなもんで、必要な時に開けば良いツールだと思います。
ここで一つだけ勘違いしないでほしいのは、、ソーシャルメディアを使う事を批判しているのではなく、使い方を考えた方が良いということです。かつての僕みたいに、四六時中チェックするなんて必要は無いけれど、自分が興味のある分野の人をフォローするなど、質の良い情報を入れる事はすごく良い事だと思います。
でも、○○の最近の悩みとか、○○と○○が付き合っただの、会社の上司が、、なんていう情報はいらないし、SNS上でのコミュニケーションに疲れたなら、一度完全に切ってみるのもよいと思います。
時間を無駄にとられている人、ソーシャル疲れしている人は、いかがでしょう?
ソーシャルデトックス
おすすめです。
こんなのも見つけました。
http://meguri-socialdetox.com/