カンボジアで、ヒッチハイクしてみた。
どーも。僕です。
ついに来ました!カンボジア!
首都のシェムリアップはほんっとーに日本人が多い!
日本人宿が狭い地域に固まっているし、日本からのNGOやNPOがたくさん来ているせいか、シェムリアップの街中でたくさんの日本人を見ました。なんだか日本を旅してる気分(笑)
こっちに来てから
世界遺産の「アンコールワット」
タイとカンボジアの国境にある絶壁「プライビヒア」
に行ってもう観光は良いかなーって思ってた僕
そろそろ日本が恋しくなってきてます。
何が一番恋しいかって、そりゃお風呂!温泉!
あのあったか〜いお湯につかって癒されたい!!
旅の疲れを癒したい!!
というわけでカンボジアの温泉に行くことにしました!
でもただ、いったんじゃおもしろくない。
お金も掛かるしね。
「じゃあ温泉まで、ヒッチハイクでいこう。」
ふとしたのりでこんなこと言い出したら、どんどん賛同者が!
あれよあれよと言う間に
最終的にこの口車に乗った参加者が、8名。
人が集まれば、これはただ温泉に行くんではない、もはやこれはイベントだ!
というわけで、
今回「ヒッチハイクグランプリ@カンボジア」がここに開催されました。
記念すべき第一回の開催ということで(最初で最後になるでしょうが)
早速集合時間を決めて、前祝いで飲む。
やはり海外でヒッチハイクすると言う人だけに、みんなのりが良い!
そして翌日、天気は快晴!!
ここシェムリアップにヒッチハイカー8人が集まった!
さっそくイベント開始!と行きたいところですが、
なんと肝心の温泉の開始時間が、夜の8時からだと言うことが判明。
恋しい恋しい温泉は時間的に諦める。。
目的地を、適当に地図で見つけた「西バライ」という得体の知れない湖に決定!
もはや温泉なぞよりも、カンボジアでヒッチハイクすることの方にワクワクを感じる!
みんなも同じ気持ちだったようで、すんなりゴールは西バライと言うところに決定。
それでは早速イベント開始!
ルールは簡単。
8名なので、2人組4ペアで順位を競います。
スタートは僕らの居るヤマトゲストハウス。ゴールは「西バライ湖」。
そこまでの移動はもちろん全てヒッチハイクで。
一番先に西バライ湖のボート乗り場に着いた人が優勝。賞金10ドル!
最後に着いた人がビリで罰ゲーム!
トゥクトゥク、バイタク、タクシー、バス、など全て禁止。
と言った感じ。
日本でやっている本家「ヒッチハイクグランプリ」みたいな感じ。
今回は僕が言い出しっぺなだけに、絶対に負けられない!血がたぎる!
まずは、ペア決め!
タバコに書かれた番号でペアが決まります。
ペアで作戦会議。(といってももはや作戦も何もないけど笑)
スケッチブックに書く行き先はクメール語がわからないので、ゲストハウスのお兄ちゃんに教えてもらって、書きました。
なんて書いてあるのか、わかんねー!(笑)
これで「バライ」と読むらしいです。
みんな一斉に始めたら、かぶってしまう。
なので、順番を決めて、
最初のペアがヒッチハイクを初めて10分間つかまらなかったら、ゲストハウスの前から少し移動してかぶらなそうなところに移動。そして、次のペアがヒッチハイク開始。10分経ったら次のペアと言う、ルールに。
順番は結構重要で、最初にやるペアと最後のペアの時間差は30分。これは大きい差だ!
順番を決めるのはもちろん、日本古来から伝わる勝負事
「じゃんけん」
僕らは三番目。
ペアも順番も決まったところで、
ようやく「ヒッチハイク、ンスススターッット!!!」
早速最初のペア「ダブル大地ペア」
がスタート!
その間はこんな感じで残りのペアは見物(笑)
ダブル大地ペア、2人とも人生初のヒッチハイクと言うことで、経験不足か!!
ヒッチハイクスタートから10分経ってもつかまらず、
ダブル大地、移動を余儀なくされる。残念!
これは優勝から遠ざかったか?
次のペアは、おーちゃん大地ペア
爽やかなペアですが、実は二人とも◯◯です。
爽やかな笑顔でカンボジアのドライバーを翻弄する!
しかし、やはり10分の持ち時間は短かったか?
結局10分でつかまらず!別の場所へ移動!
ついに僕らの番が。
カンボジア人に向けてヒッチハイクをする僕たち。
なかなかつかまらない。
ドライバーみんなが、僕らを見て笑いながら「ごめんねー」みたいな手振りをする。
やっぱ国を越えても言葉が違っても、できる窓越しのコミュニケーション。
うおお!!ヒッチハイクしてるよー!
海外でヒッチハイクとか初めてだったので結構緊張!
しばらくスケッチブックを掲げていると、西洋人のペアが急に止まる。
「お!!!きた!!」
と思いきや、
「おお!君たちカンボジアでヒッチハイクなんておもしろいな!頑張れよ!」
「ありがとう」
「またな」
ぶぅーん。
走り去る西洋人ペア。
この一瞬の喜び返して。笑
そんなことしてる間にあっという間に10分経ち、
僕らも移動を余儀なくされる。
個々からが正念場!頑張らなければ!
といっても外は灼熱、肌が焼ける様にアツい。汗はだらだら垂れてくるし、
そりゃそうさ、ここはカンボジア。沖縄より遥か南にあるんだ。暑いのなんて当たり前だよ。
さすがに疲れてきたので相棒のコージ君に
「そろそろ休憩しよう」と声をかけようとした瞬間、
一台のバイクが止まったではないですか。
「今度こそ?行けるの?」
とノリノリの僕とコージ君。
(続く…)