カンボジアで、ヒッチハイクしてみた。

2013年8月8日

どーも。僕です。

 

ついに来ました!カンボジア!
首都のシェムリアップはほんっとーに日本人が多い!

日本人宿が狭い地域に固まっているし、日本からのNGOやNPOがたくさん来ているせいか、シェムリアップの街中でたくさんの日本人を見ました。なんだか日本を旅してる気分(笑)

 

こっちに来てから
世界遺産の「アンコールワット」
タイとカンボジアの国境にある絶壁「プライビヒア」

に行ってもう観光は良いかなーって思ってた僕

 

そろそろ日本が恋しくなってきてます。

何が一番恋しいかって、そりゃお風呂!温泉!

あのあったか〜いお湯につかって癒されたい!!

旅の疲れを癒したい!!

 

というわけでカンボジアの温泉に行くことにしました!

でもただ、いったんじゃおもしろくない。
お金も掛かるしね。

 

「じゃあ温泉まで、ヒッチハイクでいこう。」

 

ふとしたのりでこんなこと言い出したら、どんどん賛同者が!
あれよあれよと言う間に

 

最終的にこの口車に乗った参加者が、8名。

人が集まれば、これはただ温泉に行くんではない、もはやこれはイベントだ!

 

というわけで、
今回「ヒッチハイクグランプリ@カンボジア」がここに開催されました。

 

記念すべき第一回の開催ということで(最初で最後になるでしょうが)
早速集合時間を決めて、前祝いで飲む。
やはり海外でヒッチハイクすると言う人だけに、みんなのりが良い!

 

 

そして翌日、天気は快晴!!
ここシェムリアップにヒッチハイカー8人が集まった!

 

 

さっそくイベント開始!と行きたいところですが、

 

なんと肝心の温泉の開始時間が、夜の8時からだと言うことが判明。
恋しい恋しい温泉は時間的に諦める。。

目的地を、適当に地図で見つけた「西バライ」という得体の知れない湖に決定!
もはや温泉なぞよりも、カンボジアでヒッチハイクすることの方にワクワクを感じる!
みんなも同じ気持ちだったようで、すんなりゴールは西バライと言うところに決定。

 

それでは早速イベント開始!

ルールは簡単。

8名なので、2人組4ペアで順位を競います。
スタートは僕らの居るヤマトゲストハウス。ゴールは「西バライ湖」。
そこまでの移動はもちろん全てヒッチハイクで。

 

一番先に西バライ湖のボート乗り場に着いた人が優勝。賞金10ドル!
最後に着いた人がビリで罰ゲーム!

 

トゥクトゥク、バイタク、タクシー、バス、など全て禁止。
と言った感じ。

日本でやっている本家「ヒッチハイクグランプリ」みたいな感じ。

今回は僕が言い出しっぺなだけに、絶対に負けられない!血がたぎる!

 

まずは、ペア決め!
タバコに書かれた番号でペアが決まります。

 

僕は下ネタ大好きこーじ君とペア

ペアで作戦会議。(といってももはや作戦も何もないけど笑)

スケッチブックに書く行き先はクメール語がわからないので、ゲストハウスのお兄ちゃんに教えてもらって、書きました。

 

こんな感じ

なんて書いてあるのか、わかんねー!(笑)

これで「バライ」と読むらしいです。

 

 

スタート地点は、ゲストハウスの前の大通り

みんな一斉に始めたら、かぶってしまう。

なので、順番を決めて、
最初のペアがヒッチハイクを初めて10分間つかまらなかったら、ゲストハウスの前から少し移動してかぶらなそうなところに移動。そして、次のペアがヒッチハイク開始。10分経ったら次のペアと言う、ルールに。

順番は結構重要で、最初にやるペアと最後のペアの時間差は30分。これは大きい差だ!

順番を決めるのはもちろん、日本古来から伝わる勝負事

 

「じゃんけん」

僕らは三番目。

 

 

ペアも順番も決まったところで、
ようやく「ヒッチハイク、ンスススターッット!!!」

早速最初のペア「ダブル大地ペア」

 

 

がスタート!

その間はこんな感じで残りのペアは見物(笑)

 

 

ダブル大地ペア、2人とも人生初のヒッチハイクと言うことで、経験不足か!!
ヒッチハイクスタートから10分経ってもつかまらず、
ダブル大地、移動を余儀なくされる。残念!
これは優勝から遠ざかったか?

 

 

次のペアは、おーちゃん大地ペア

爽やかなペアですが、実は二人とも◯◯です。

 

爽やかな笑顔でカンボジアのドライバーを翻弄する!
しかし、やはり10分の持ち時間は短かったか?
結局10分でつかまらず!別の場所へ移動!

 

ついに僕らの番が。

カンボジア人に向けてヒッチハイクをする僕たち。

 

 

なかなかつかまらない。

ドライバーみんなが、僕らを見て笑いながら「ごめんねー」みたいな手振りをする。

やっぱ国を越えても言葉が違っても、できる窓越しのコミュニケーション。

うおお!!ヒッチハイクしてるよー!

 

海外でヒッチハイクとか初めてだったので結構緊張!

 

しばらくスケッチブックを掲げていると、西洋人のペアが急に止まる。

「お!!!きた!!」

と思いきや、

「おお!君たちカンボジアでヒッチハイクなんておもしろいな!頑張れよ!」

「ありがとう」

「またな」

ぶぅーん。

走り去る西洋人ペア。

この一瞬の喜び返して。笑

 

そんなことしてる間にあっという間に10分経ち、

 

僕らも移動を余儀なくされる。

 

個々からが正念場!頑張らなければ!

 

といっても外は灼熱、肌が焼ける様にアツい。汗はだらだら垂れてくるし、

そりゃそうさ、ここはカンボジア。沖縄より遥か南にあるんだ。暑いのなんて当たり前だよ。

 

 

さすがに疲れてきたので相棒のコージ君に

「そろそろ休憩しよう」と声をかけようとした瞬間、

 

 

一台のバイクが止まったではないですか。

「今度こそ?行けるの?」

とノリノリの僕とコージ君。

 

(続く…)

続) カンボジアで、ヒッチハイクしてみた。